外壁からわかる屋根リフォームのサイン


自宅の屋根というのは、なかなか自分の目で確かめる機会がないものです。
新築して10年も経つと、リフォームが必要な時期に差し掛かりますが、
状態を見ていないので、どれほど劣化が進んでいるのか、
それともまだそれほど傷んでいないのか、判断しづらいと思います。

リフォームとなると、まず考えられるのは塗り直しだと思いますが、
1、2週間もの間、家全体を足場や養生で囲まれて、窓も思うように開けられないし、
業者の出入りが気になって、なんとなく落ち着かないし、
大きなお金が出て行くし、いろいろ考えると気が重くなります。
家計の資金計画としては、子供の教育費が特に高い年(入学金がかかる年)には、
リフォームを行うのは避けたいなどの事情もあるでしょう。
とは言え、快適な居住性を維持する為にはメンテナンスも大切なイベントです。
様々な要因を加味して、計画的に行いたいですね。

さて、我が家の屋根は今、どういう状態なのだろう、すぐにリフォームが必要なのだろうか。
それを判断することができるチェック方法をご紹介します。
ポイントは外壁です。外壁は、屋根と同じく家を風雨や陽射しから守っているものですから、
その状態をチェックすれば、屋根の状態もある程度想像することができるという考え方です。

雨の降った翌日、外壁に染みが残っていませんか?(防水機能の低下)
外壁にカビやコケが生えていませんか?(外壁が傷んできています)
外壁を触ると、チョークの粉のようなものがつきませんか?(塗料が劣化して粉状になっています)

いかがですか?もし当てはまるようであれば、早めにリフォームされた方が良いでしょう。